今週のお題「夏休みの宿題」
はじめに
子どもの頃の夏休み、宿題は「早く終わらせなきゃ」と思いながらも、
最後まで残してしまうことが多かった記憶があります。
大人になった今、もし自分で「夏休みの宿題」を選べるとしたら──
私はこの夏、エンディングノートの1ページを書くことを宿題にしてみることにしまし
た。
きっかけは、NHKの連続ドラマ『ひとりでしにたい』。
そこで描かれていたのは、老後や死をテーマにしながらも、
むしろ「今をどう生きたいか」を問いかけてくる物語でした。
エンディングノートと向き合って
大人になってからの「宿題」は、義務感じゃなくて、
自分とゆっくり向き合う時間になりました。
私はこの夏、エンディングノートの1ページを書いてみて、
名前や大切な人のことを書き出すうちに、
「自分の価値観」や「やりたいこと」も自然に見えてきました。
たとえば、貯金や投資のバランスを見直してみたり、
モノよりも体験に時間とお金を使いたいと思う自分に気づいたり。
大切なのは、心に残る経験を積み重ねることが何より大切だと改めて気づきました。
医療や介護のこと、財産の管理も書き残すのは、
未来の自分や家族への小さな優しさ。
書きながら、いまの暮らしや気持ちを整理できて、
気持ちがふわっと軽くなるのを感じました。
そんなゆるやかな宿題が、
夏の時間をちょっと特別にしてくれる。
未来の自分を思いやることで、いまをもっと大切にできる。
だから、この夏は無理せず、気楽に、
「エンディングノートの1ページ」から始めてみませんか?🌸
おわりに
夏休みの宿題は、子どものころはやらなきゃいけない義務でした。
でも大人になった今は、自分で選べるゆるやかな課題に変わりました。
エンディングノートの1ページを書くことは、未来の自分に贈る小さな優しさ。
そして、いまの自分と向き合い、より良い毎日を積み重ねるためのヒントでもありま
す。
無理せず気楽に、あなたもこの夏の宿題にしてみませんか?
未来の自分と、今の暮らしにやさしくなる時間を贈る
──そんな夏休みの過ごし方を応援します🌿